友達がいるから成長できる!障がい児にとって友達とは?

障がい児であっても友達は大切な存在

子どもに障がいがあると、毎日生活するだけでも精一杯になってしまいがちです。

ただ、その分家族と子どもとの関係は長い時間を過ごすことになるので
しっかりとした家族関係があるように思います。

その一方で友達関係はというと
家族との時間が多い分少なくなってしまいがちです。

障がい児にとって友達とはどういった存在なのでしょうか。

今回はそんな障がい児と友達の関係について紹介していきたいと思います。

障がい児の子どもたちにとって友達とはどんな存在なのか

障がいをもっていると子どもたち同士での
コミュニケーションをとる機会が少なく
なってしまいます。
療育だけじゃなく、一般の保育園などに通うことはできるのでしょうか?

障がいをもっていると
同年代の子どもたちと遊ぶ機会が少なくなってしまいますよね・・・
保育園側の受け入れの問題もありますが、同年代の子どもたちと遊ぶ機会は必要だと思います。

どうして同年代の子どもたちと遊ぶ機会は必要なのでしょうか?

それは子どもたちにとって
自分と同じぐらいの子どもたちと接することで
身体的にも精神的にも良い刺激
となるからです。

大人と接することももちろん大事ですが
子ども同士でのふれあいは自分でやりたいという意欲を引き出してくれます。
そのため、同年代の子どもたちと接する機会はできるだけ多くとったほうが良いと思います。

障がい児どうしでの友達関係は成り立つのか?

なるほど。
できるだけ同年代の子どもたちと触れ合う機会は必要なのですね。
でも、障がい児どうしでの友達関係って成り立つのでしょうか?
少し難しい気がするのですが・・・

健常者の子どもはある程度同じように成長していきますが
障がい児の場合はそれぞれ障がいの状態が違いますからね。
例えば、脳性まひであっても足の麻痺がある子もいれば
左側だけ麻痺がある子もいます。

障がいの状態が違うと友達関係は難しいかもしれませんね・・・

そうでもありません。
先ほども言ったように障がいがあってもなくても同年代であることに変わりはありません。
逆にお互いが良い刺激となり、自分でやりたいという意欲が出てくると思います。
私たちも経験があると思いますが
親には言えないことも友達になら言えることもありますよね。
障がいの状態は違っても友達関係をつくることはとても大事なことだと思います。

親には言えないことも友達どうしなら分かりあえることがあるということですね。
障がいがあっても積極的に友達と触れ合う機会をもたせてあげたいです!

障がい児であっても友達関係は大切!家庭以外での社会経験を学ぼう!

ポイント

・友達関係から家庭以外での社会を学ぶ機会をもつことができる
・同年代の子どもたちどうしの関わりは障がいがあってもなくても大切
・障がいの状態はそれぞれかもしれないが、逆に子どもたちの意欲が引き出されやすい

Handicapped child-friend

重症心身障がい児の場合は
どうしても家庭での生活が多くなってしまいがちです。

そのため、友達どうしでの関わりが少なくなってしまいやすいです。

でも、友達関係は家庭以外での社会性を培うために必要な経験です。

障がいのあるなしに関わらず
友達と接する機会をできるだけもてるようにしてあげたいですね!

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