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障がい児のリハビリをしている理学療法士と特別支援学校の連携って?
学校は障がい児にとって何年も通うことになる日常的な活動の場です。
そのため、学校で過ごす環境や教育は障がい児にとって社会性を身につけていく意味でも大切な場所ということが言えます。
しかし、障がい児にとっても学校側(特に特別支援学校)にとってもお互いにわからないことが多いのも事実です。
そこで、今回は障がい児に関わる理学療法士と特別支援学校の連携について分かりやすく紹介していきたいと思います。
特別支援学校と障害児に関わる理学療法士は実際連携がとれているのか?
4月から子どもが学校に通うことになりました。
まだ、担任の先生は決まっていませんが
特別支援学校とはいえ子どもが学校に通うことができるのか心配です。
リハビリの担当の理学療法士は学校と連絡を取り合うことがあるのでしょうか?
小さいときからこどもと関わっている理学療法士は
普段から子どもの障がいについて理解しています。
そのため、子どものご家族もそうですが
学校側からしても専門的な視点でアドバイスしてほしいと思っているのではないでしょうか。
ただ、地域によって理学療法士との連携は違うように感じます。
情報を学校側に伝えるだけの地域もあれば
定期的に学校に行ってアドバイスしたり、逆に学校側が病院にリハビリを見学しにきたり
毎年連携をとっている地域もあります。
一概にすべての学校が理学療法士と連携をとれているわけではないのが現状ですね。
特別支援学校に自立活動の教諭として勤める理学療法士もいる
でも、学校に理学療法士がいると心強いですよね。
看護師は常勤している学校が増えてきましたけどね。
現在、一部ですが実際に学校に教諭として勤める理学療法士もいます。
学校に理学療法士がいれば、実際の学校生活をすぐに把握することができるので
他の教諭とも連携がとりやすいですよね。
実際に理学療法士が勤めている学校もあるのですね!
それだけでも安心して学校に通わせることができますね。
今後はこういった学校に勤める理学療法士も多くなってくるのではないかと思います。
障がいをもった子どもたちのご家族からするとやはり心強いですからね。
また、学校の理学療法士と病院の理学療法士同士でも情報を共有することができるようになることも利点の一つだと思います。
特別支援学校の教育には、理学療法士の専門的な視点が必要
・学校と理学療法士の連携は障がい児の学校生活に役立つ
・実際に学校に勤める理学療法士も増えてきている・特別支援学校の教育には、理学療法士の専門的な視点が必要

一昔前や現在でも理学療法士といえば病院に勤めていることがほとんどです。
しかし、特別支援学校を始めとした障がい児の学校生活において
理学療法士の専門的な視点が必要になってきています。
実際に地域によっては普段からリハビリをしている理学療法士と学校が連携をとっている地域も増加してきているのではないでしょうか。
まだまだ、学校に勤める理学療法士は少数ですが
これからもっと一般的になることで障がい児の学校生活もより良いものになっていくのではないかと思います。