Attention-deficit hyperactivity disorder-Clean up the room

ADHDの方におすすめ!片付けがしやすい部屋のレイアウトのポイント

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ADHDの方は部屋のレイアウトによって生活が変わる

ADHDの方は一般的に片付けをすることが苦手である場合が多いです。

ずっと散らかったままの部屋で生活することは社会生活に支障が出てしまいます。

ただ、ADHDだからといって片付けができないわけではありません。

部屋のレイアウトを少し工夫するだけで毎日の生活がスムーズになっていきます。

今回はADHDの方にオススメの部屋のレイアウトのポイントについて考えていきましょう!

ポイントは部屋のレイアウトを散らかりにくくすること!

ADHDの方が散らかりにくい部屋にするためには環境を整えることが重要です。

まずは部屋のレイアウトのポイントについて確認しましょう!

・コンパクトでシンプルな間取りを選ぶ
何部屋もあって収納スペースがいっぱいあるような間取りは一見生活しやすい環境です。

でも、ADHDの方にとっては逆に片づけがしにくくなってしまいます。

コンパクトでシンプルな部屋なら物も少なくできて、わかりやすい配置にすることができます。

・日常生活の導線上に物を配置する
生活の導線上に物を配置すると、片付けが行いやすくなります。

普段の日常生活の中でどこに片付ければよいのかわかりやすくするようにしましょう。

・床に物を置かないようにする
床に物を置かないようにすることは、片付けをするときの基本です。

掃除をするときも床にある物をいちいち持ち上げなくても良いので片付けがしやすいですよね。

ADHDの方は片付けの手間をできるだけ少なくしましょう。

・収納する棚やラックを利用する

棚やラックを使うメリットは、なにが入っているのかがひと目で分かるところです。

さらに収納する物の写真や名前を貼っておくと片付けのときにわかりやすくなります。

片付けられないのではなく、片付けの仕方がわからないのですね。
部屋のレイアウトが変われば社会生活も変わっていきますね!

どうして部屋が散らかってしまうのか?

ADHDの方は物事を順序立てて考えることが苦手な方が多いです。
部屋を片付けることも段取りが必要ですよね。
一般的にはどうしたら効率よく部屋を片付けることができるのかということを自然に考えることができます。
ADHDの方は必要な物を出して使うまでは一緒ですが、「戻す」作業が難しい傾向があります。
だから物を出して使ってそのままという過程が繰り返されるので、部屋が散らかってしまうというわけです。

なるほど。
物を使ってそのままにしてしまうことで片付けが難しくなってしまうのですね。

まとめ

ADHDの方が部屋を片付けられないのは、部屋のレイアウト(環境)により注意が逸れやすいことが大きな原因の一つです。

部屋に物があふれている状態では、忘れ物が増えてしまったり物をなくしてしまったりなどの社会生活への影響が大きくなります。

また、片付かないことで掃除がおろそかになり衛生面でも問題です。

ただ、少し部屋の配置を工夫したり収納の位置をわかりやすくしたりすることで、ほとんどのADHDの方がスムーズに片付けや掃除を行うことができるようになります。

掃除をする前にまず床に物を置かないようにするなどの片付けの工夫を行うようにして、物が部屋に散らからないようにしましょう。

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