
パラリンピックとは
パラリンピックとは、障害のあるアスリートがトップを競い合うスポーツの祭典です。オリンピックが開催されるのは同じタイミングで4年に一度です。
現在ではオリンピック、ワールドカップに次ぐ大きなスポーツイベントとして認知されるようになりました。
パラリンピックとは、元々「Paraplegic Olympic(対麻痺者のオリンピック)」という意味でしたが、「Parallel+Olympics(類似した、同様の+オリンピック)」という意味に変化していきました。
パラリンピックの歴史
パラリンピックのような大会が始まったのは1948年のことです。第二次世界大戦の影響もあり、多くの負傷者がいたロンドンのストーク・マンデビル病院内でリハビリを兼ねたアーチェリー大会が行なわれました。これがパラリンピックの開催のきっかけになったのです。
次第にこの大会は国境をまたいで行なわれるようになり、1960年にイタリアのローマで行なわれた国際大会が第一回のパラリンピック大会と認識されるようになりました。

パラリンピックの名前は1988年から
パラリンピックの名前が正式に使用されるようになったのは、1988年のソウル大会です。またオリンピックと連動し始めたのもこのタイミングです。
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2012年のロンドンパラリンピック

2012年にロンドンで開催されたパラリンピックは164ヶ国から4237人もの選手が参加した大きな大会となりました。
観戦のチケットの販売枚数は278万枚にまで及び、多くの人の記憶に残るイベントです。
2021年の東京パラリンピック
2021年8月24日から9月5日にかけて東京パラリンピックが開催されます。
22競技537種目の実施競技で行なわれ、テコンドーとバトミントンの2競技が新たに競技種目として加わりました。
