歩きはじめはどんな靴を選べばいい?子どもの靴選びは慎重に!

歩きはじめたらさっそく靴を選ぼう!

子どもが歩きはじめると、家だけじゃなく外にも出て歩かせたいものですよね。

でも、いざ外に出て歩かせようと思ってもどんな靴を選んだら良いのかわからないというご家族の方は多いです。

特に障がいをもった子どもたちの場合は、より慎重に靴選びをする必要があります。

そこで、今回は障がいをもった子どもたちの靴選びについて紹介していきたいと思います。

歩きはじめの靴選びはからだの特徴から考えよう!~脳性まひの場合~

うちの子どもは脳性まひだからなのか、歩くときにつま先が突っ張ってしまいます。
そろそろ外に出て歩かせたいと思っているのですが、どんな靴を選んだら良いでしょうか?

歩けるようになったら靴選びは慎重にしなければなりません。
脳性まひのお子さんは、歩くときにつま先が擦れてしまいやすい傾向があります。
そのため、靴を選ぶときはつま先がしっかりした靴を選ぶことが良いと思います。
ただ、あまりしっかりした靴だと重たすぎてしまい逆につま先が引っかかってしまうので、できるだけ軽い靴を選ぶことも大切です。

つま先がしっかりした靴ってあるのですか?

市販の靴はあまりつま先がしっかりした靴はありませんが、義肢装具士の方に補強してもらうことができます。
また、直接靴を注文することも可能です。
こういった特殊な靴は義肢装具士の方とも相談して購入することも大事ですね!

歩きはじめの靴はからだの特徴から考えよう!~からだが低緊張の場合~

ようやく子どもが歩けるようになったのですが、歩くときにフラフラしてしまいます。
外を歩かせようと思っているのですが、どんな靴を選んだら良いでしょうか?

からだが低緊張のお子さんの場合は、踵がしっかりした靴を選ぶと良いですよ!

踵がしっかりした靴ですか?
それってどんな靴ですか?

人は普段歩くときは踵から足をつきます。
そのため、一般的な靴の多くは踵が補強してあるものがほとんどです。
ただ、赤ちゃんの靴は軽く作ってあることが多いので、中には踵の部分が補強していないものもあります。
そういった靴は、低緊張のお子さんにとっては歩きにくい可能性が高いです。

なるほど。
踵がしっかりしていると歩くときにフラフラすることが少なくなるのですね。
今度靴を選ぶときに踵の部分も見るようにします。

歩きはじめだからこそ靴選びは慎重に

・子どもが歩きはじめたら靴選びは慎重に

・子どものからだの特徴に合わせて靴を選ぼう

・脳性まひなどのこどもの靴選びは義肢装具士との相談が必要

・低緊張の子どもの靴選びは踵がしっかりした靴を選ぶ

障がいをもった子どもたちにとって靴は単に外に出て安全に歩くためのものではありません。

体にあった適切な靴を選ぶことで移動しやすくなり、日常生活内における活動がスムーズになります。

また、足部の変形を予防したり痛みを軽減したりなどの効果も期待できます。

私たち健常者も合わない靴を履くと違和感があるように、障がいをもった子どもたちにとっても適切な靴を選ぶことはとても大切なことです。

子どもが歩きはじめるようになったときは、靴のサイズはもちろんからだの特徴にあった靴選びを心がけましょう!

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