
うつ病に効果がある「テアニン」
日本人に馴染みの深いお茶と言えば緑茶ですが、うつ病のリスク軽減に効果があることをご存じでしょうか。
日常的にお茶を飲んでいる人は、お茶を飲んでいない人に比べてうつ病になりにくいとも言われています。
特に効果があるとされている成分が、緑茶に含まれている「テアニン」です。
テアニンを摂取することで体内で副交感神経が優位になり、血圧を下げ、精神の安定にも繋がります。
夜にお茶を飲めば、テアニンの効果に加えて体も温まることから寝付きやすくなる効果も期待できます。
最近ではうつ以外にもPTSDや認知症にも効果があることがわかりました。
緑茶だけでなく抹茶や煎茶にもテアニンが多く含まれているため、これらのお茶を飲んでうつ病のリスクを減らしましょう。
うつ病に効くお茶の淹れ方

うつ病のリスクを軽減するためには、お茶を水出しで作ることが推奨されています。
お茶は熱いお湯で淹れるイメージがありますが、それよりも水出しでじっくりと時間をかけて淹れる方がテアニンが抽出されやすくなります。
また、水出しでお茶を入れることで苦味成分の「カテキン類」や「カフェイン」が抽出されにくくなるのでより美味しいお茶を入れることができます。
お水に茶葉を淹れて冷蔵庫で一晩放置するだけでテアニンがたくさん含まれた緑茶が作れるため、ぜひ実践してみましょう。
まとめ
お茶を飲んでうつ病のリスクを軽減するためには、1日3杯から5杯飲むと良いそうです。
もちろんお茶を飲むだけでうつ病を予防、改善できる訳ではありませんが、日常の中でお茶を飲む機会を増やすことでプラスの効果が得られることは間違いありません。