
現代病とも言われるうつ病、日本の患者数は110万人以上となっています。
年々増加傾向にあり、多くの人が鬱に悩まされているのです。
そんな鬱の改善に効果があるとして世界的に注目されているのが「猫を飼うこと」。
なぜ猫を飼うことがうつ病の改善に効くのか、詳しく見ていきましょう。
毎日仕事で忙しいし、家に帰っても誰もいないからストレスがたまります。
朝起きることも憂うつだし、何か気分転換になることはないかなあ・・・
現代社会は休みたくても休むことが難しかったり、一人暮らしが多くなってきたりしているのでストレスを抱え込みやすい社会になっています。
ただ、ペットを飼うとそういった寂しさを和らげることは可能です。
特に最近は猫を飼う方が増えてきていますよ!
猫ですか?
猫よりも犬のほうが飼っている方が多い気がするのですが・・・
確かに一昔前まではそうでした。
でも最近では癒し効果を求めて猫を飼う方のほうが多くなってきていますよ!
猫には鬱改善のための癒し効果がたくさんある

現代では猫の飼育数が犬の飼育数を超え、世代問わず多くの人が猫を飼育しています。
なぜ猫を飼うのか、その理由はかわいいから、癒されるからという人も多いのではないでしょうか。
実際、猫にはかなりの癒し効果がありますよね。
ふわふわとした毛並み、ぷにぷにの小さな肉球、ほのぼのと眠る姿、ゴロゴロと喉を鳴らし甘える仕草。
これら猫から与えられる癒しが鬱の改善にも効くのだそう。
特にゴロゴロと喉を鳴らす音は、人間にとってストレスの軽減などのリラックス効果を高める周波数であることが分かっています。
つまり猫を飼育することは、日常的に鬱改善のセラピーを受けているようなものなのです。
いかがでしたか?
猫を飼うだけでも毎日のストレスを軽減することができるということですね。
でも、どうして猫を飼うと癒される効果があるのでしょうか?
自由な猫の姿が鬱っぽい気持ちを和らげる

猫といえば芸を覚えさせるのが難しいイメージがありますよね。
犬のようにお座りやお手、待てなどができる猫は決して多くありません。
甘えたい時はゴロゴロと喉を鳴らしながら撫でるよう催促し、時にはツンとした態度で離れてしまうこともありますよね。
そんな自由に生きる猫の姿は、うつ病を患う人にとって憧れの対象になりやすいのです。
猫は自由でいいな、なんて思ったことはありませんか?
自由に生きられない世の中とは全くの無関係とも言えるほど自由に生きる猫の姿は、見ているだけでリラックス効果が得られるのです。
猫(動物)を飼うことで得られる効果はリラックス効果だけではなく、近年の研究では、血圧や心拍数が低下することが医学的にも認められたみたいです。
なるほど。
確かに猫って犬と違ってハイハイとか芸は覚えないけど、気ままに外に出たり昼寝をしたりかなり自由に生活していますね。
一見するとダラダラとしているように見えますが、自由に生活できるって羨ましいですね。
自分ももっと自由に生活できたら幸せだろうなあ・・・
そうですね。
猫って他の動物と違ってとても自由な生き物なので、普段から時間に追われて生活している私たちからすると羨ましいですよね。
その自由な姿を見ることがある意味癒される効果があるというわけです。
猫を毎日見ていると、自分ももっと自由に生活してもいいと思いますね。
家に帰ってきて猫を見ると、家ではゆっくり自由に過ごすことができそうですしね。
猫を家で飼うということは、家はゆっくり休む場所ということを自然と認識することができます。
この機会にぜひ猫を飼ってみてはいかがですか?
まとめ
たとえお互いに干渉せずとも、同じ部屋に猫がいるだけで安心感もありますよね。
時には寄り添い、時には離れたところから見守ってくれる、猫はうつ病を患っているかどうかに関係なく存在そのものが癒しなのです。
しかし、猫も生き物なので飼うからには責任を持って育てないといけません。
もし猫を家で飼う自信がないという方は猫カフェなどに行ってみるのもありかもしれません。
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