Pediatric rehabilitation-hospital

子どものリハビリができる病院ってあるの?意外と少ない小児のリハビリ

Pediatric rehabilitation-hospital

子どものリハビリを行っている病院は少ない

リハビリテーションは今ではほとんどの病院が実施していますよね。

逆にリハビリのない病院のほうが珍しくなってきていますが
高齢者の増加に伴いリハビリテーションの需要も高まってきていると言えます。

では、子どものリハビリをしている病院はどうでしょうか。

ほとんどの病院が高齢者ばかりで、子どものリハビリを行っている病院は少ないです。

発達に遅れが見られる子どもたちにはリハビリが必要なのに
どうして子どものリハビリを行っている病院は少ないのでしょうか。

今回は、子どものリハビリができる病院はあるのかということについて考えていきたいと思います。

なぜ子どものリハビリを行っている病院は少ないのか

子どもに発達の遅れが見られるのでリハビリを受けさせたいと思っているのですが、わたしの地域では限られた病院しか子どものリハビリをしていません。
高齢者のリハビリができる病院は多いのに、どうして子どものリハビリをしている病院は少ないのでしょうか?

それは子どものリハビリに携わっている専門職の方が少ないからです。
それに子どものリハビリは大人のリハビリと違って特殊な部分が多いです。
例えば、大人の方のリハビリは失われた機能を再獲得していきますが、子どもの場合は生まれてきたときからの発達を考えて機能を新たに獲得していかなくてはなりません。
正常発達を理解していなければ、子どものリハビリをすることは難しいです。
こういった難しさが影響しているのではないかと思います。

子どもは泣きますし思ったとおりにリハビリをすることが難しいということですか?

そうですね。
でも、子どもの成長を感じることができるのでやりがいがある仕事だと思います!

子どものリハビリはどんなことをするのか?

でもリハビリってなんだか痛くて大変なイメージがあります。
子どものリハビリも同じような感じなのでしょうか?

確かにリハビリは根気よく続けていかなくては効果が期待できません。
子どものリハビリの場合も同じですが、何より遊びの中で発達を促すことが大事です。

遊ぶことが子どものリハビリなのですか?

そうです。
遊ぶと言ってもその子にあった遊び方で発達を促します。
子どもは遊ぶことでやる気が出てきますよね。
遊びながらできることを増やしていくことが大切で
子どもたちのやりたいという気持ちを引き出すことが子どものリハビリの目的です。

遊ぶことで自然といろいろなことにチャレンジできるようになるわけですね。
よく分かりました。ありがとうございます!

まとめ

ポイント

・子どものリハビリをしている病院は少ない
・子どものリハビリの特徴は発達を考えること
・病院でのリハビリはその子の状態にあった遊び方で発達を促していく

子どものリハビリは大人のリハビリと違って発達が大きく関わります。

そのため子どものリハビリをしている病院は少なく、特別な分野と考えられているのかもしれません。

ただ、子どものリハビリだからといって一人ひとりに寄り添う治療に変わりはないと思います。

遊びの中でその子にあった発達を促していき子どもの成長を見守る

子どものリハビリを行っている病院は少ないですが、子どもたちの成長を第一に考えて治療を行います。

もし少しでも心配なことがあったら、まずは最寄りの医療機関に相談することから始めてみてください。

子どもたちにあった方法で成長を見守っていきましょう!

おすすめの記事

障がい者を英語で言うと?言葉の変化から多文化共生を見る

障がい者を英語で言うと?言葉の変化から多文化共生を見る

発達障害の先延ばしグセを改善するために必要な3つのポイント

発達障害の先延ばしグセを改善するために必要な3つのポイント

こころの問題からおこる心気症にどのように向き合っていけばよいのか?

こころの問題からおこる心気症にどのように向き合っていけばよいのか?

ストレスをうまくコントロールしよう!自分の気持ちを記録してアドバイスしてくれるアプリ「COCOLOLO」とは?

ストレスをうまくコントロールしよう!自分の気持ちを記録してアドバイスしてくれるアプリ「COCOLOLO」とは?

友達がいるから成長できる!障がい児にとって友達とは?

友達がいるから成長できる!障がい児にとって友達とは?

うつ病で休職中の家での過ごし方とは?

うつ病で休職中の家での過ごし方とは?