Cerebral palsy

脳性まひのタイプは大きく分けて3つ~運動麻痺のタイプを理解しよう!~

Cerebral palsy

はじめに

脳性まひといえば、主に身体の各部位に麻痺症状が見られることが特徴です。

また、脳性まひの症状は運動麻痺に限らず、コミュニケーションや情緒面など様々な症状が見られることもわかってきています。

こういったさまざまな症状が見られることから、脳性まひは複雑で難しく重症心身障がい児となってしまうことも多い疾患です。

その中でも身体的な問題につながりやすい症状に運動麻痺がありますが、脳性まひの運動麻痺は大きく3つに分かれることがわかってきています。

そこで今回は、脳性まひの3つの運動麻痺のタイプについて詳しく紹介していきたいと思います。

脳性まひの麻痺のタイプは大きく分けて3つ

脳性まひの運動麻痺のタイプってどのくらいあるのでしょうか。

脳性まひの原因にもよりますが、大きく分けて3つあります。
以下に麻痺のタイプについてまとめていきますね!

① 痙直型
最も一般的な麻痺のタイプで、脳性まひの多くの方がこの痙直型です。

脳性まひの方の約70%がこのタイプと言われています。

からだの緊張が高くなりやすく、自分でからだの動きをコントロールすることが難しくなることが大きな特徴です。

筋肉の緊張が高く他人が手足を動かそうとしても動かすことができないぐらい抵抗があることも。

また、一方向への身体の運動が強く、健常者のように様々な身体運動を行うことが難しい傾向があります。

② ディスキネティック型(アテトーゼ型)
以前までは「アテトーゼ型」と言われていた運動麻痺のタイプです。

主な特徴は、筋緊張が常に変わることが大きな特徴です。

例えば、からだの緊張が高くなったと思ったら急に力が抜けてしまったり、逆にだらんとしていたと思ったら緊張が高くなってしまったりといった症状があります。

つまり、筋緊張が常に変動することで姿勢・運動調整が難しいタイプのことです。

③ 失調型
失調型は他のタイプと比べて日常生活に支障をきたすことは少ないタイプです。

症状は細かな運動を調整することが難しくなり、不安定な場所ではフラフラとしてしまいやすくなります。

見かけ上は歩くことができる場合が多いのでわかりにくいですが、例えばサッカーや野球といったスポーツをするときはぎこちない動きが目立ちます。

普段の生活は特に問題ないけれども複雑な運動時に症状が見られるのが失調性のタイプの特徴です。

まとめ~脳性まひはそれぞれの特徴をしっかり理解しよう~

脳性まひのタイプをまとめると
痙直型・・・多くの脳性まひの方に見られ、筋緊張が強く突っ張ったような症状が見られる

ディスキネティック型・・・以前から見られるいわゆるアテトーゼ型。筋緊張が変動し、姿勢や運動をコントロールすることが難しい

失調型・・・見た目では麻痺があるとわかりにくいが、バランスが悪くなりやすく応用動作を行うときにフラフラとしてしまう。

脳性まひの症状は幅が広く、同じタイプであっても一人ひとりの日常生活は違います。

子どもたち一人ひとりにあった方法で関わっていくように意識しましょう!

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