うつ病に運動療法は効く?効果的な運動法を解説

運動療法がうつ病にもたらす効果

運動療法は体の健康だけでなく、心の健康にたいへん役立つと言われています。

うつ病は倦怠感ややる気の喪失から、家に引きこもりがちになってしまいます。

当然、体は運動不足になってしまいますよね。

そんな鈍った体を健康に導いてくれるのが、運動療法です。

また、運動を行うことで交感神経が活発になり、ドーパミンやセロトニンの分泌も促進されます。

これらは心身を安定させる作用や楽しい気持ちにする作用があるため、うつ病を患う人にとってもプラスの効果が期待できます。

気分転換にもたいへん効果的なので、思い切って運動療法に取り組んでみるのも1つの手でしょう。

効果を得るための運動量

運動療法によってうつ症状改善の効果を得るためには、有酸素運動がより効果的です。

有酸素運動の中でもウォーキングやジョギングが推奨されており、比較的辛いと感じるくらいの運動量の方が効果が高まると言われています。

プールなどでの水中ウォーキングも効果があるみたいです。

運動量としては、1回45分から60分程度の運動を週に3回行うのが望ましいでしょう。

また、効果を得るためには3ヶ月以上は継続しなければなりません。

まとめ

運動療法はうつ病に効くと言われていますが、推奨されている運動量は普段運動しない人にとってはかなりハードと感じるかもしれません。

そのため、運動初心者の場合はまずは自分のペースで無理のない範囲から始めましょう。

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