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ゴールデンエイジとは運動能力が発達しやすい時期のこと
子どもの時期はさまざまな経験を通して心身ともに発達していきます。
その中でも運動能力が発達しやすい時期が「ゴールデンエイジ」です。
運動をすると鍛えた部分が発達しますが、この時期に効果的に運動を行うことでさらに運動能力が発達しやすいと言われています。
今回は、子どもの運動能力を発達しやすい時期であるゴールデンエイジについて考えていきましょう。
ゴールデンエイジって何歳ごろ?
一般的には幼稚園の年中ごろである5歳から小学校卒業までの12歳ごろと言われています。
特に小学生のころはさまざまな運動を通して身体運動能力が高まっていく大事な時期。
この時期に色々なスポーツを経験することが大切です。
ただゴールデンエイジにも大きく分けて2つの時期があり、5歳から小学生低学年(9歳ごろ)までのプレゴールデンエイジ期と10歳から12歳ごろまでのゴールデンエイジ期に分けられます。
5歳から9歳ごろまでのプレゴールデンエイジ期
人の言うことを聞いて運動を行うことができる年齢は2歳ごろからと言われています。
ただプレゴールデンエイジ期が始まる5歳ごろは、まだルールの複雑なスポーツを理解することが困難です。
例えば野球のルールなどは決まりごとが多いので、楽しんで身体を動かすことができないかもしれません。
そのため、5~6歳ごろはルールに縛られず楽しんで身体を動かすことができる運動がおすすめです。
プレゴールデンエイジ期後半になるとルールをしっかり理解することが可能になるので、より達成感が得られるようにさまざまなスポーツを楽しめるようにしていきましょう。
5~6歳ごろにおススメの運動
かけっこやおにごっこ、水泳、縄跳びといったルールが簡単で全身運動が行える運動
小学校に入学してから9歳ごろまでにおススメの運動
サッカーや野球などのスポーツで達成感が得られる運動
※このころになるとルールを理解することができるようになってくる
10歳から12歳ごろまでのゴールデンエイジ期
この時期になると身体も大きくなりほとんどのスポーツのルールを理解することができるようになります。
その中でも特に自分にあったスポーツを見つけることも良いですが、さまざまなスポーツを経験することがより効果的です。
季節ごとのスポーツを経験することも良いと思います。
ゴールデンエイジ期(10歳から12歳ごろ)おススメの運動
できるだけ多くのスポーツを経験する
その中で得意なスポーツがみつかる
季節ごとのスポーツ(夏は水泳、冬はスケート・マラソンなど)を経験することも大事
まとめ~子どもが運動しやすい環境づくりをしよう~
ゴールデンエイジの時期は、子どもの運動能力の発達のために大切な時期です。
ただ最近は外で遊ぶ機会が減少して、気軽に友達同士で遊ぶ機会も少なくなってきています。
子どもが運動しやすい環境にするには親子が一緒になって遊ぶ機会が必要です。
特に子どもが小さいうちは積極的に親子で遊ぶ機会をつくって、運動しやすい環境にしていきましょう!