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子どもと向き合うしごと#1運動面だけをみればいい?

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はじめに

今回は私が普段働いている中で感じていることについて書いていきます。

あくまで個人的に考えていることなのですべてに該当するわけではないということ。

そして、必ず実践すべきことではないということを理解していただけると幸いです。

運動面だけを考えて治療をすることは間違い?

早速本題に入りますが、皆さんが思う理学療法士の役割とは何でしょうか。

私もそうですが、まず運動面を改善するために治療を行っているというイメージがあるはずです。

例えば、歩けるようにするための歩行訓練や関節の可動域を広げる関節可動域訓練、筋力を向上するための筋力訓練などがそれにあたります。

ただ最近疑問に思うことがあって、はたして「運動面だけを考えて治療を行えばそれでよい」のでしょうか。

以前ならそれでもよかったかもしれませんが、もはやそれだけでは効果的な治療とは言えなくなってきているように感じます。

何のために治療をしているのか、常に考えて治療をする必要性があるはずです。

あくまで患者さんが治療の主役

私は主に小児の理学療法をしていますが、子どもはこちらの考えている通りに動いてくれません。

効果的な治療をしようと思ったら、まず相手のやる気をだすことが必要です。

やる気を引き出すには、こちらもそれなりのコミュニケーション力を持っていなくてはなりません。

歩くことが難しいから歩く練習をさせようと思っても、子どもが歩く意味を理解していないと練習さえ難しいわけです。

「運動や行動には目的がないと人は動かない」

こちらが必要と思っていても、相手が必要と思っていなければ治療の効果は小さいはず。

まずは、患者さんが治療の中心になるようにしていくことが重要だと思います。

理学療法の治療にとって大事なことは、患者さんが治療の中心になることです。

コミュニケーション力も立派な理学療法の技術ではないでしょうか?

患者さんとのコミュニケーションは絶対必要

子どものやる気を引き出すためには、子どものことを理解しなくてはなりません。

ただ、理解するといっても子どもはやるべきことを自分で判断することが困難です。

子どもにとって必要な治療内容であっても、泣いてしまって治療にならないこともあります。

そんなときは子どもと粘り強くコミュニケーションをとって向き合うことが大切。

こちらの考えを伝えることはもちろん、繰り返し動作をしてもらうために治療内容を工夫することが必要です。

まとめ

ポイント

・理学療法は運動面だけをみると治療効果が小さくなるのではないか
・理学療法士にはコミュニケーション力も必要
・治療の主役は患者さんであるはず
・やる気がなければ運動や行動は制限される
・相手のことを理解して向き合う機会は重要
・治療内容を患者さんに理解してもらい、見直すことが大事

私が考える理学療法は、患者さんが自ら目的のために運動・行動してもらうことです。

こちらの治療目的を伝え実践することも必要ですが、まずは患者さん本人が治療の主役であるはず。

ただそのための最低限の手技や技術は必要だと思います。

でも私は手技にこだわるよりも、患者さんのやりたいことを実現できる理学療法士が理想です。

理想にはほど遠いですが、日々成長していきたいですね!

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