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車いすはけっこう暑い・・・暑い夏は熱中症に注意しよう!

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車いすは地面に近いのでかなり暑い

季節も夏になってくると毎日暑い日が続きますね。

少し外に出ただけでも汗びっしょりなんてことも・・・

普段立って歩いている私たちでもかなり暑いのに、車いすを使用している車椅子ユーザーの方は熱くないのでしょうか?

実は、車いすは地面に近いことからかなり体感温度が上がります。

今回は、車いすはかなり暑い!という問題について紹介していきたいと思います。

車いすが暑いのは地面に近いからだけじゃない

夏になると毎日暑い日が続きますね・・・
私たち車いすユーザーにとってはこの暑さはかなりこたえます。

車いすは地面に近いから地面からの照り返しが強いですよね。
特にアスファルトは照り返しが強いですし・・・

確かに地面からの照り返しも暑いですが、暑い理由はそれだけじゃないです。
背中やお尻の部分もかなり熱くなります。

車いすのシートがからだと接することで熱くなるのですね?

そういうことです。
暑い理由は地面に近いということもありますが、車いすにからだが接している部分も熱をもっています。
しかも、からだを動かしたくてもなかなか動かすこともできないし・・・。

暑すぎると車いすに乗って移動することも大変ですね・・・。

車いすの暑さ対策はどうすればよいのか?

夏場は特に暑いので熱中症にも注意しないといけません。
でも、車いすの暑さ対策ってどうすればいいでしょうか?

本来なら立ったり、車いすから降りたりして車いすと接している部分を少なくすると熱さはかなりやわらぎます。
でも、車いすを使用していると立つ機会はなかなかないですよね。

対策としては、車いすのシートを通気性が良いメッシュ生地にしたり、小型の送風機をシートに設置したりするなどの対策が有効です。

つまり、からだと車いすの間の通気性を良くするということですね?
でも、からだを動かすことが難しい場合はどうしたらいいですか?

シートとからだの間に冷却シートを敷くとかなり暑さはやわらぎますよ!
ただやっぱり、定期的に車椅子から降りて背中に風を通すことが暑さ対策には一番大切だと思います。
まだからだを動かすことができる方はいいですが、からだを動かすことが難しい方はずっと車いすとからだが接していますよね。
それだけで体感温度は2度ぐらい違う場合もあります。

そうなると、からだを動かすことが難しい重症心身障がい児・者の方は、車いすに乗っているだけでも大変ですね・・・

車いすユーザーは暑さ対策をしっかり行おう!

ポイント

・車いすは地面に近く、シートがからだに接しているのでかなり暑い
・定期的に車いすから降りるなどの暑さ対策が必要
・からだを動かすことが難しい場合は冷却シートなどを使用する

車いすはただ移動をするために使うものではなく、座ったときの姿勢を良くする役割もあります。

その分からだと接している部分も多くなるので、熱がこもりやすくなってしまいます。

そのため、車椅子ユーザーの方が夏場外に出るときは、こまめに水分をとることはもちろん背中の部分に風を通すようにすることが大切です。

からだを動かすことが難しい重症心身障がい児・者の方は、冷却シートを利用したり、日よけを車いすにつけたりなどの対策をしましょう。

車いすは移動をするときに便利ですが、暑くなりやすいということを忘れずに熱中症対策をしっかり行うようにしたいですね!

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