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ダウン症の子どもは会話をすることができるようになるのか?
ダウン症の主な特徴は全身の低緊張状態が見られるということと
全般的な発達が遅れてしまうということがあります。
全般的な発達の遅れにはさまざまな特徴がありますが
その中でも会話ができるようになるのか?ということがあります。
今回は、ダウン症の子どもが
会話でコミュニケーションをとることができるようになるのか?ということについてわかりやすく紹介していきたいと思います。
会話でコミュニケーションをとることはダウン症の子どもにとって難しい場合も・・・
子どもがダウン症なのですが
ネットで調べてみるといろいろな発達の遅れが見られることがわかります。
なんとか歩くことはできるようになりましたが
まだ、おしゃべりをすることができません。
この先おしゃべりをすることができるようになるでしょうか?
ダウン症の子どもは運動を始め
全般的に発達が遅れてしまいます。
その中でもことばでのやりとり、つまり会話ができるようになるのかということは気になる部分ですよね。
ただ、ダウン症のこどもはことばでのやりとりが難しい場合も多いです。
ことばが理解できないということですか?
だんだんと大きくなるにつれて会話をすることができるようになる方もいますが
ことばの意味を理解していても発音がうまくできなかったり、思ったことをことばにできなかったりといった特徴はみられます。
でも、だからといってコミュニケーションがとれないわけではありません。
ダウン症の子どもは会話を工夫してコミュニケーションをとることも必要
コミュニケーションをとれないわけではないとはどういったことでしょうか?
つまり、ダウン症の方は
ことばを理解することはある程度可能ですが
自分の考えを相手に伝えることが難しいことが多いということです。
分かってはいるけど、上手く伝えられないという感じですね。
こちらの言っていることが分かっているなら
普通に会話をしてもいいのでしょうか?
あまり、複雑に会話をすると難しいので簡単に短く会話をすると良いと思います。
でも、普通に会話をすることも大切です。
ただ、中には理解が難しい方もいるので手話や絵・写真を見せてコミュニケーションをとる場合もあります。
ことばを話すことが難しいダウン症の方もいますからね。
なるほど。
コミュニケーションのとり方も個人によって違う可能性があるということですね。
ありがとうございました!
ダウン症の方との会話はことばでのやりとりだけにこだわらない
・ダウン症はある程度ことばでのやりとり(会話)が可能な場合もある
・おしゃべりが難しいからと言って会話にこだわってコミュニケーションをとらない
・本人にあったコミュニケーションの手段を考える

ダウン症は全般的に発達が遅れてしまいますが
すべてのダウン症の方が会話をすることができないわけではありません。
ただ、コミュニケーションの手段は会話だけじゃなく手話や絵・写真を見せる、場合によっては表情で伝えるといった手段があると思います。
子どもによってコミュニケーションの手段は違うかもしれませんが、それぞれの子どもに合ったコミュニケーションの手段を探していかなくてはなりませんね!