コロナ禍で散歩ができない!自閉症スペクトラムの子どもにとって散歩とは?

コロナ禍であっても自閉症スペクトラム(ASD)の子どもに散歩は必要か?

緊急事態制限が緩和されてきて

だんだん外出することができるようになってきましたね。

しかし、まだまだコロナ禍の影響

子どもたちも外出できない日が続いています。

そのため、外で遊ぶことはもちろん

散歩に行くことも自粛している家庭も多いのではないでしょうか?

自閉症スペクトラム(以下ASD)の子どもたちも

同じように自粛しなければなりませんが

散歩ができないことでかなりのストレスになっています。

そこで、コロナ禍により問題になってきたASDの子どもの散歩について分かりやすく紹介していきたいと思います。

なぜ自閉症スペクトラムの子どもたちに散歩が必要なのか?

子どもがASDなのですが
コロナ禍で散歩に行くこともできなくて
かなりストレスがたまっているようです。
家で暴れたり、大声をだしたりなど
いつもできていたことが急にできなくなることが
こんなに大変なこととは思いませんでした・・・

ASDの子どもたちに限らず
発達障がいの子どもたちは外に出て散歩をすることが
一日の生活の一部になっている
場合が多いです。
こういった子どもたちは
コロナ禍によりかなりストレスがたまると思います。

でも、どうして散歩が必要なのでしょうか?

先ほども言ったように
発達障がいの子どもたちにとって散歩という活動が
生活のリズムになっている
からです。
それが急になくなると混乱したり、ストレスになってしまったりするのは当然ですよね。

自閉症スペクトラムの子どもたちはコロナ禍で自粛している間も適度な散歩が必要

コロナ禍でも散歩はやっぱり必要でしょうか?

難しいところですね・・・
やはり感染のリスクは大きくなるので
できるだけ散歩の回数は控えなくてはならない
と思います。

そうですね。
散歩は必要だけれども回数は控えなくてはならない。
難しいですね・・・

でも、散歩が必要な子どもたちもいるということを
この機会に社会全体で理解していかなくてはならない
と思います。
多くの人たちがこういったことを理解していると
発達障がいの家族も安心できますよね。

私たち健常者もそれぞれ性格があるように
発達障がいの子どもたちもそれぞれ性格がありますよね。
そういった個性を大事にできる社会になれば良いなと思います。

コロナ禍の機会に自閉症スペクトラムへの社会全体の理解が必要

ポイント

・ASDの子どもたちは散歩をすること自体が生活の一部になっている

・急に散歩がなくなると問題行動やストレスを抱え込みやすくなる

・コロナ禍の機会に社会全体でASDへの理解が必要

私たち健常者は

感染のリスクがあるから散歩を我慢することができます。

しかし、ASDの子どもたちは

散歩をすることが生活の一部になっている場合があります。

散歩できないことで問題行動が増えたり

ストレスを抱えてしまったりさまざまな障がいが増加してしまうのです。

コロナ禍の影響で

散歩も含めた自粛を心がけなければなりませんが

この機会にこういったASDの障がいを理解することが必要ではないでしょうか。

散歩をしなければ生活が成り立たない家庭もある

ということを社会全体で共有していきましょう!

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