
はじめに
引きこもりやうつ病の方の特徴として、気分が優れず落ち込んでしまいやすいということがあります。
こういった無気力感や孤独感は誰にも相談することができなかったり、現在の社会がストレスを抱え込みやすい社会であったりするためではないかと考えられています。
また、子ども達の生活も変化しており、インターネットを利用すれば気軽に情報を得ることができるようになってきた半面、外に出て遊んだり、面と向かって子どもたち同士でコミュニケーションを図ったりすることが少なくなってきました。
こういったことから、大人になってからも他人に気持ちを打ち明けることが難しくなってしまうのかもしれません。
ただ、情報化社会になった事で様々な問題が見られるようになってきましたが、悪いことばかりではありません。
ブログは日々の出来事を書き記すことが出来るので、うつ病の方の症状をやわらげるために有効なツールとなるのではないかと注目されています。
今回は、うつ病の方がブログを書くことでどのような効果が期待できるのかということについて考えていきたいと思います。
そもそもブログとは何か?
ご存知の方も多いと思いますが、ブログとは、日常の出来事をインターネット上に書き記しておくためのいわゆるウェブサイトの一種です。
Web(ウェブ)にlog(記録する)という意味のWeblog(ウェブログ)を略してブログと言います。
特徴としてはただ日記のように書き記すだけではなく、読んでいる人が意見や感想を投稿できるコメントであったり、お互いの記事を共有しあってコミュニケーションを図ったりするなどの機能があります。
なぜブログがうつ病に効果的なのか?
ブログっていわゆる日記ですよね?
どうしてうつ病に効果があるんですか?
ブログは単なる日記ではありませんよ!
最近は、ネット環境が会社だけではなく各家庭においても普及しているので、気軽にブログを書くことが出来るようになってきていますよね。
うつ病の方の特徴として、無気力感から何もしたくなくなるなどの意欲低下があります。
そのため気軽に始められるブログはおすすめですよ!
でも、ブログって目的がないとなかなか始められないし、毎日更新するのは面倒です。
ブログの内容は何でもいいんです。
それこそ今日一日の出来事を書くだけでも良いです。
それに毎日更新しなくても書きたい時に書けば長く続けることができますよ!
大事なことは少しずつ始めて継続することです。
これがうつ病の方にとっては大事で、継続することで達成感が得られるようになります。
それに慣れてくればブログを収益にあてることもできるようになります。
収益を得るまでは簡単ではありませんが、少しでも収入が得られると嬉しいですよね。
この「一つの事を継続して達成感を得る」ということがうつ病の症状を和らげるために大切なことなんです。
なるほど、確かにブログは日記と違って色々な人に見てもらえるからコメントが返ってくるとコミュニケーションも図ることができますね。
以前はパソコンで書くというイメージがありましたが、今はスマートフォンからでもブログを書くことが出来ます。
さらに最近では無料でブログを書くことが出来るウェブサイトも増加してきています。
日常で感じたことをその場ですぐに書き記しておくことは、少しずつでも達成感が得られやすくなりますね。
さらにFacebookやInstagramなどのSNSとうまく併用することで、同じ悩みをもった人たちとも情報を共有しやすくなります。
情報化社会になって外にでる機会が減りましたが、逆にこういったツールをうまく利用して毎日を楽しく過ごしていけるようにしていきたいですね。
まとめ
うつ病の方は、日常生活のストレスから何もしたくなくなるなどの無気力感や孤独感、そして自分に自信が持てなくなるなどの自己肯定感が低くなってしまいます。
ブログは、単にウェブ上の日記というだけではなく、記事を読んでくれる人とのコミュニケーションを通して孤独感をやわらげ、継続することで収益を得るなどの達成感や自己肯定感を得たりなどのメリットがあります。
この機会にぜひブログを始めてみてはいかがでしょうか。