鬱病にはアニマルセラピーが良い?鬱病の病態とアニマルセラピーについて知ろう!

はじめに

現代の社会は様々な情報が行き交っており、現代人にとってはストレスのかかりやすい社会環境になっています。

また、核家族化が進むことで一昔前のように親族一同が一緒の場所で生活をするという環境ではなくなってきており、親と子どももしくは一人で生活している場合も多くなってきています。

こういった社会背景からストレスを抱え込みやすい環境になってきており、誰にも相談できずに鬱病になってしまう方が増加してきています。

今や鬱病は現代病とも言える病気になってきており、その対処法についてもまだ確立されていません。

そんな中、動物を飼うことが鬱病の症状に効果的と言われるようになってきています。

そこで今回は、鬱病の病態とアニマルセラピーの効果について考えていきたいと思います。

鬱病とはどのような症状が見られるのか

鬱病ってどんな病気なのかな?
普通に生活していれば自分は絶対大丈夫だと思うけど・・・

鬱病は誰でもなってしまう恐れのある病気です。
現在の社会はストレス社会です。
これから鬱病について詳しく解説していきますね!

そもそも鬱病とはどのような病気なのでしょうか?

鬱病の患者さんは年々増加してきており、日本に73万人ほどいると言われています。

以下にその症状についてまとめていきたいと思います。

・抑うつ気分や不安などの精神症状
まず代表的な症状に精神症状があります。

鬱病には原因となるものがあり、その原因を取り除かない限りは症状が改善していきません。

具体的には気分が落ち込んだり、不安になったり、あせったりなどの症状が急にみられますが、全ての精神症状には原因となる出来事が必ずあります。

また、症状が進行すると日常生活の全ての活動に対して無気力になってしまい、意欲が低下し喜怒哀楽がなくなってしまうなどの症状が出現します。

・食欲不振・動悸などの身体症状

精神的なこころの症状とは別に、身体にも様々な症状が見られるようになります。

基本的には精神症状から現れることが多いですが、中には精神症状と身体症状が同時に起こる場合もあります。

身体症状には、睡眠障害・食欲不振・倦怠感・動悸・息苦しさなど様々な症状が日常生活活動を阻害します。

このように鬱病は日々の生活で過度にストレスが加わることにより、脳の働きがうまく機能しなくなり、精神・身体的な症状が出現する病気です。

日常生活全般にわたって支障をきたす症状が2週間以上続く場合を鬱病と判断します。

鬱病ってただ精神的に落ち込みやすくなるだけじゃないだ・・・自分も最近忙しくて調子が悪いけど、もしかしたら鬱病になってしまうかもしれない・・・

現在の社会は忙しい方が多いですからね。
知らない内に身体的にも精神的にも疲れてしまっているの可能性はあります。
そんなときは気分を変えたり、リラックスしたりなどの気分転換が大切です!

でも趣味もないし、気分転換なんて何をしたらいいのか分かりません・・・

そんな方におすすめの鬱病対策があります。
鬱病の方に有効なアニマルセラピーをこれから紹介しますね!

アニマルセラピーとはどのような治療法なのか

アニマルセラピー?
それって動物と触れ合うってことですか?

そうです。
動物と触れ合うことはそれだけで癒やされる効果が期待できるのですよ!
そっそく、アニマルセラピーについて見ていきましょう!

アニマルセラピーとは、様々な動物とのふれあいを通じて人々の心のケアを行う治療法のことを言います。

そのため、動物を家で飼うこともアニマルセラピーの一種と言えます。

動物を家で飼っている方はご存知だと思いますが、動物と日々触れ合うと心が落ち着いたりストレスが軽減したりなどの症状が期待できます。

このように、動物を飼ったりなど動物とふれあう経験を通して心のケアを行うことがアニマルセラピーです。

動物の種類はほとんどがペットで飼う場合が多いので、犬や猫などの小動物がアニマルセラピーとして活躍していることが多いです。

鬱病の方にアニマルセラピーは効果があるのか

動物を飼うことで、精神的にも身体的にも様々な効果が期待できるのでアニマルセラピーは鬱症状を軽減する効果が期待できます。

動物と触れ合うことは多くの幸福感を感じやすくなります。

実際に動物に触れ合うことで、脳の中では心のケアに重要な物質であるセロトニンや、幸せを感じることで分泌されるオキシトシンといった物質が多くなります。

また、鬱病の方は一人で悩みを抱え込みやすく実際に一人で生活している場合も多いので、動物を家で飼うことで孤独感もなくなりやすく、精神的に落ち着いて生活をすることができるようになります。

身体的にも効果があり、動物と触れ合うと副交感神経が刺激され深い呼吸が出来るようになり心拍数が少なくなります。

心拍数が少なくなると落ち着いて日常生活をおくることが出来るようになり、筋肉の緊張もほぐれてリラックスすることができます。

鬱病の方に必ずしもこのような効果があるとは言えませんが、動物と触れ合うことは少なからず心身をリラックスさせる効果があると思います。

しかし、鬱病の方ならばどんな人でも動物を飼ってアニマルセラピーを行えば良いというわけではありません。

特に症状が重度である鬱状態がみられる方は動物を飼わないほうが良いと思います。

鬱病にも様々な症状がありますが、鬱状態が重度になると情緒が不安定になり気分の浮き沈みが激しくなります。

こういった鬱症状がみられる方は動物を飼うことができる状態ではなく、動物の世話をすることが逆にストレスになってしまいがちです。

アニマルセラピーの効果が期待でき動物を飼うことをおすすめできるのは、動物の命に責任を持てる方で生き物が好きな方です。

当たり前のことですが、動物が嫌いな方が無理に動物を飼ってもセラピーの効果は期待できません。

動物を愛せる方でなければ、動物を飼うことは控えたほうが良いでしょう。

また、動物を飼うということはそれなりにリスクもあります。

まず、コストがかかるということです。

中には数十万円する動物もいますし、エサ代もそれなりにかかります。

その他にも動物アレルギーやペットロスといった問題があります。

動物はあくまで人間とは違う生き物であり、人間の思い通りになるものではないということをしっかり頭に入れておきましょう。

アニマルセラピーについていかがでしたか?

はい!
動物と触れ合うことで自然と気持ちが落ち着いてくるのですね。
普段あまり考えていませんでしたが、動物を飼うことは精神的に落ち着いて生活することができるのかなあと思います。

そうですね。
ただ、注意しなければならないこともあります。
動物にもさまざまな種別がありますが、動物ならばなんでもよいというわけではありません。
また、動物を飼うということはそれだけ責任をもたなくてはなりません。

動物を飼うということは、自分だけ良ければいいというわけではないということですね。
しっかり責任をもって動物と向き合い、より良い日常生活にしていきたいと思います。
ありがとうございました!

まとめ

鬱病は、現在の社会において誰しもなる可能性がある病気の一つです。

その症状は抑うつや不安などのこころの精神症状だけではなく、重度になると睡眠障害や吐き気・頭痛、食欲不振などの身体症状までみられるようになってきます。

鬱病の原因の一つとして誰にも相談できないなどの孤独感を感じるということがありますが、そういった孤独感を軽減するために動物を飼うことで治療効果が期待できるアニマルセラピーは、鬱病の症状を軽減するために効果的である可能性が高いです。

ただ、鬱病の方に限らず動物を飼うということはそれだけ大きなリスクもあります。

動物は生き物であり、人間の思い通りになるわけではありません。

しっかり動物を飼うことに責任をもち、生き物を愛せる方であれば鬱病の症状と向き合って日常生活をおくることが可能になるのではないかと思います。

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