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双極性障害I型闘病記19

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家事代行の仕事

翌週からは一人での仕事になりました。
お客様の奥様と一緒に掃除をしていきます。
奥様は洗濯、キッチンの掃除をしていました。
私はお風呂、トイレ、廊下、階段、リビング、ダイニングを掃除していきますがただ掃除をするだけではなく、片付けからやり始めました。
まだ慣れていなくて全力でやりました。
なんとか時間内に初日は終わりました。
翌週もこのお客様の仕事を午前中に行い。
昼休憩を挟んで月二回のお客様のお宅の家事を行いました。
月二回のお客様は一人で3時間です。
このお客様は食器以外は綺麗に片付いている家なので5LDKでも楽です。
それでもまだ慣れないから時間はギリギリでした。

てんかん大発作

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家事代行の仕事を始めたのは12月からだったのですが、月二回のお客様から大掃除の依頼もきました。年末に一人で6時間かけて大掃除を終えて年内の仕事は終わりました。
自宅の大掃除も終わり、大晦日になりました。
18時過ぎのことです。夕飯を食べていたらてんかんの大発作が起きてしまいました。(実は大晦日に発作が起きるのは三年連続)
意識がなくなり目が覚めたのは6時間後でした。
起きたら年が明けていました。
その時に背中の筋を痛めたらしく激痛がして
1ヶ月くらい治りませんでした。
家事代行の仕事はそれでも頑張っていきました。
始めたばかりで休めない気持ちがありました。
仕事をしなければてんかん大発作はでない、仕事をすると発作がでてしまう。それでも会社は首にはなりませんでした。理解ある会社、お客様で良かったと思います。
仕事は、順調に進んでいき、時間が余るようになりました。
三ヶ月後に新たなお客様の契約が来たので私に担当をしてもらいたいと言われて快く引き受けました。このお客様は平日の私の好きな時間3時間でよいとのことで木曜日の午前中にしました。お客様不在で行うので鍵も預かります。
このお客様は毎週です。これで三軒の掛け持ちになりました。
仕事はどんどん要領よくなり時間があまるよいたになりました。時間まではできるだけ家事をしますからお客様に聞いて他にやることがないかを聞きやりました。
新たに洗濯物を干す、畳んでしまう、アイロンがけまで2時間内でできるようになりました。
他の二軒も同じようになりました。
時間が経つにつれて月二回のお客様とは仕事が終わってから雑談をしたり、お歳暮、お中元でいただいた物までもらったりしました。
毎週伺う2時間のお客様にはお昼にBBQをやるからと誘われたこともあります。
娘さんに慕われて私の家に遊びに来たこともあります。
それらを会社の担当に話すと、信じられない!と言っていました。私の前任者は、そのようなことは一切なくてお客様との会話もなかったそうです。
気難しいから気をつけてと当初言われていたのですが全然気難しいことはなく会話も楽しかったです。
ここで面接した時に性格を重視したと聞かされました。まさか仕事まで早くて完璧にやってしまうとはと言われました。
家事代行の仕事をやって良かったと思いました。

次回はダブルワークを始めることを書いていきます。

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